AviUtlの「オフスクリーン描画」では、オブジェクトを一旦画面に描画させることができるので、その後に別のエフェクトを掛けたときの挙動を変えることができます。
オフスクリーン描画なし
オフスクリーン描画あり
↑については後で解説します。
例えばいくつかのオブジェクトに「グループ制御」を使います。
そして、グループ制御に「グラデーション」を掛ける時に、「オフスクリーン描画」を使っている時と、使っていない時ではグラデーションのかかり方が違います。
上の2つの画像は、3つのネコのオブジェクトをグループ制御でまとめてグラデーションをかけたものです。
オフスクリーン描画を使っていない時は、ネコ1匹1匹にそれぞれグラデーションがかかっています。
それに対して、オフスクリーン描画を使っている方は、3匹のネコ全部で1セットとなり、全体に対して1つのグラデーションがかかっています。
注意点として、挙動を変えたい場合は、挙動を変えたいエフェクトよりも先にオフスクリーン描画を入れないといけません。
順序が逆になってしまうとうまくいかないので注意してください。
他にもオフスクリーン描画を使うことで、マスクを固定したまま中の画像だけ動かしたり、画像を固定したままマスクだけ動かしたりなどもできます。
テキストの「文字毎に個別オブジェクト」にチェックを入れた状態で、文字全体にエフェクトをかける方法
解説
オフスクリーン描画あり
オフスクリーン描画なし