すんなりわかるAviUtlのぼかしのやり方・使い方

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画像などオブジェクトにはぼかしをかけることができます。

 

似たような演出として、境界ぼかしやモザイクがあります。

そちらは別記事にて解説しています。

 

境界ぼかしの使い方・やり方

モザイクの使い方・やり方




ぼかしオブジェクトの出し方

解説

タイムライン上で右クリックし、「メディアオブジェクトの追加」→「フィルタ効果の追加」→「ぼかし」と進むとぼかしのメディアオブジェクトを追加できます。
 
 
 
他に、タイムライン上で右クリックし、「フィルタオブジェクトの追加」→「ぼかし」と進むとぼかしのフィルタオブジェクトが追加できます。
 
 
 
それ以外では、ぼかしたいオブジェクトの設定ダイアログ右上にある「+」マークからも追加できます。
 
 
 

 

ぼかしの設定ダイアログ

解説

 
ぼかしの設定ダイアログには、「範囲」「縦横比」「光の強さ」「サイズ固定」の項目があります。
 
※フィルタオブジェクトのぼかしの場合には、「サイズ固定」はありません。
 

 

範囲

解説

ぼかし具合を調整できます。
数値は0~1000まで設定でき、初期設定は5になっています。
 
数値が5の場合のぼかし
 
数値が100の場合のぼかし
 
数値が300の場合のぼかし
 
数値が高くなるほど、ぼけ具合が強くなります。

 

縦横比

解説

ぼかしの縦と横の比率を調整できます。
 
数値はー100から100まで設定でき、初期設定では0になっています。
 
縦横比0の時のぼかし
 
数値0の時は、縦も横も同じようにぼかしが入っています。
 
縦横比100のときのぼかし
 
縦方向の最高値である100にすると、縦のラインだけぼかされ、横のラインはぼかしが入っていない状態になります。
 
縦横比ー100の場合のぼかし
 
逆に、縦横比をー100にすると横のラインだけぼかしが入り、縦のラインはぼかしが無い状態になります。

 

光の強さ

解説

光の強さを調節できます。
 
数値は0~60まで設定でき、初期設定では0になっています。
 
範囲5・縦横比0・光の強さ0の場合
 
範囲5・縦横比0・光の強さ30の場合
 
範囲5・縦横比0・光の強さ60の場合

 

サイズ固定

解説

サイズ固定にチェックを入れない状態で、ぼかしをかけるとオブジェクトの周りの縁の部分にもぼかしが入ります。
 
チェックを入れた状態でぼかしをかけると、縁はそのままで中身の部分にだけぼかしが入ります。
 
チェックなし
 
チェックあり

 

ぼかしができない・かからない時の注意点

解説

オブジェクトのサイズがAviUtl本体のファイル→環境設定→システムの設定の最大画像サイズよりも大きいと、ぼかしがかからないので注意が必要です。
 
 
例えば、最大画像サイズが1280×720に設定されているとします。
 
 
そこに1920×1280の画像を読み込みます。
 
 
ぼかしのメディアオブジェクトを設置してぼかしをかけてみても、かかりません。
 
 
設定ダイアログの「+」マークからぼかしを追加した場合も同じでぼかしはかかりません。
 
ただ、フィルタオブジェクトのぼかしを使用すると、最大画像サイズより大きい画像でも、ぼかしをかけることができます。
 

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